もっと犬のことを知ろう(3)犬のキモチ

もっと犬のことを知ろう(3)犬のキモチ

「犬のしつけはかわいそう?」そんな発言がナンセンスであることが理解できたでしょう。

しつけは人間社会に犬を無事にデビューさせるために必要な愛情行為です。

人間社会には、人々が安全に穏やかにお互い生活できるための道徳、常識、法律があり、そのルールを守ることによって人々の安全な生活が営まれています。

犬はそのルールもわかなければ、人との接し方もマナーもわかりません。

飼い主は犬の良きリーダーとして、問題行為に対しては厳しく罰するとともに、犬の存在を大きな愛情によって包み込んであげる責務があるのです。

そのために必要なことが、"犬のキモチ"をできる限り理解してあげる、少なくとも理解してあげようとすることです。

最後に、森田さんが作成した『犬の十戒』を引用して本文を締めたいと思います。

犬のしつけに行き詰まったり、その原点が見えなくなってしまったと感じたときに読み返してみてください。

『犬の心の言葉』 1 私に人間社会のことを教えてください。

  そうしたら私はあなたに癒しという恩返しをします。

2 私を散歩に連れて行ってください。

  そうしたら私はあなたに健康という恩返しができることを約束します。

3 私の幸せってわかりますか?   それはあなたに受け止めてもらえることなのです。

4 私が人間社会でどんな思いをしても   私はあなたを信頼し、ついていきたいのです。

5 どうか気がついて下さい。

  私もあなたと同じ様に生きているのです。

6 あなたは知っていますか?   私たち犬は人と同じ感情を持っているということを・・ 7 私は言葉が話せません。

  だから吠えて知らせるのです。

  私がわがままで吠えたとき、大切なお客様に吠えたとき、   私に吠えてはいけないことを教えて下さい。

  あなたに迷惑をかけないよい子になりたいから・・   でも寂しくて・・甘えたくて・・クンクン言ってしまった時は   少しだけでいいから私に話しかけて下さい。

  そして私の体に優しく触れて下さい。

8 いつもあなたのそばにいたいのです。

  寂しい時も・・嬉しい時も・・   そしてありがとうって伝えたいのです。

9 私はあなたと出会えて本当に幸せだったと思いたいのです。

  私はあなたを愛しているのです。

10私が天国への旅たちのとき、どんなにお仕事が忙しくても   私のそばにいて下さい。

  必ずそばにいて下さい。

                                    森田 誠